臨済宗　

※詳細は公式ホームページにてご確認下さい

総本山：妙心寺、南禅寺、建長寺、円覚寺、その他
本尊：釈迦牟尼仏(寺院では特定のご本尊をきめていません)
脇掛：脇侍は、各派によって若干の違いがあり、各派共通した祀り方として向かって右に達磨大師の御影像をお祀りし、左には観世音菩薩をお祀りすることがあります。
妙心寺派の場合は、右に開山無相大師、左に花園法皇の御影像をお祀りします。
開祖：栄西禅師
歴史：中国の禅宗五家七宗の一つで、臨済義玄を開祖としています。わが国にはじめて臨済禅を伝えたのは明庵栄西です。臨済宗は代々武家や幕府の保護を受け政治や外交、文化の中核になっていたときもあります。
臨済禅が名実ともに完成したのは白隠によるもので、看話禅とともに仮名まじりの著を発表し禅の民衆化につとめたのです。白隠は臨済宗中興の祖ともいわれています。
教義：日常の一挙一動すべてが道の働きであり、「平常心これ道」と説いています。道は理想を求めず日常の衣・食・住のところにあるとしています。
経典：特定の経典はなくすべての仏典が読まれるともいえますが、主に、般若心経、観音経、大悲呪坐禅和讃などです。

■釈迦如来座像

■お仏壇の祀り方

①ご本尊 ②お位牌 ③茶湯器　④仏飯器 ⑤花立て

⑥線香立て　⑦香炉 ⑧火立て ⑨おりん